【西安観光】明代城壁の魅力
西安の観光名所といえば何を思い浮かべますか?
そもそも西安ってどこ?と思われるかもしれません。西安とはかつての長安と呼ばれており、秦、漢、隋、唐王朝の都として専念の歴史を越す都市です。中国の陝西省にあり、北京や上海から高速鉄道に乗って5時間ほどの内陸都市です。
西安の代表的な観光名所
そんな西安の代表的な観光名所はいくつかあります。
兵馬俑は圧倒的な存在感としてあまりにも有名です。
これは約2,200年前のものですね。日本は縄文時代ですよ。その時代にこれだけのものを作らせる始皇帝の権力の大きさ、中国の労働力の豊富さには頭が下がります。
それに大雁塔
西遊記でおなじみの三蔵法師・玄奘、その人がインドから持ち帰った仏教の経典を翻訳した場所です。
これらは観光客にも人気です。見ごたえもありますし、歴史もある。
しかし西安に住んでもうすぐ一年になる私が一番お勧めする観光地は「城壁」です。
明代城壁
西安の城壁は完全に保存されている世界最大の古代城壁です。
城壁とはどのようなものかというと街をぐるっと囲んだ一種の砦です。城壁は周囲約14KM、高さ12M、頂部の幅15Mあります。
東西南北の門から城壁に上ることができ、自転車に乗って移動する事もできます。
なぜ城壁が魅力的なのか。
それはロマンを感じるからです。西安にある観光名所の中でダントツでロマンを感じます。昔この城壁の西門から人々はシルクロードへと出発しました。また、城壁のレンガの厚みからは敵から街を守るために作られた防壁としての力強さを感じます。そして、城壁の上から街を見下ろすこともでき、当時の生活をイメージすることもできます。城
これらの歴史をイメージできるその同じ場所に21世紀に生きる自分が立てることは、非常に不思議な体験をしているように思わされます。私はこの一年間で5,6回ほど城壁に上りました。(そのうちの一回は城壁マラソンといわれるもので、城壁を一周走ります。下はレンガのため走り終わった後の足の痛みといったらないんですが、非常に贅沢なマラソンでもあると思いました。毎年11月に行われているので、機会があればぜひ参加してみてください。)留学生活でいらいらしたり、悩みがあれば気軽に城壁に上り、ぶらぶらと歩いたりしていました。そうすると、圧倒的な城壁の存在感に自分の考えの小ささなどを思い知らされ、気が軽くなったりしました。城壁に助けられたと言えるでしょう。
※ちなみに学生は35間の一年間フリーパスが売っているので、何回も登ることが出来ます。
城壁インフォメーション
開放時間
4月1日-10月31日 8:00-22:00
11月1日-3月31日 8:00-19:00
上演時間
兵士の交代:10:30,16:30毎日計二回
レンタサイクル
一人乗り:1時間30分 40元
二人乗り:1時間30分 80元
まとめ
西安に来られたときはぜひ城壁に登ってみてください。必ずロマンを感じることができるはずです。
城壁は市内中心部である鐘楼から近いので、気軽に行くことができるスポットでもあります。古代都市としての雰囲気を存分に味わってください。
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