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西安留学を終えて

公開日: : 中国・西安留学 ,

先日西安留学から帰国しました。
約1年ぶりの日本ということでもっと感慨深いものがあると思っていたのですが、思ったより普通でした。まぁ20年以上住んだ国ですので当たり前といえば当たり前なのですが、想像以上に変化していないということに驚きました。
私の住んでいた西安はどんどん開発されていき、いい意味でも悪い意味でも変化の多い街であったと思います。そこら中で建設は進み、店の入れ替えも激しい、人も多く活気付いていました。
しかし、私の住む関西地方はあまり変化していないように思います。ちょっと、国の勢いの差みたいなのにショックを受けています。大丈夫か、日本。

留学で得たもの

会社派遣で留学させてもらいました。
仕事はほとんどなく、毎日勉強に没頭することができたのは非常にありがたい環境であったと思います。そして、この一年間の留学で私は何を得たのか、ちょっと考えてみました。

新HSK6級レベルの中国語

以前の記事でも書きましたが、留学10ヶ月目にして新HSKの最上級に合格することができました。現役大学生の中には合格できていない人もいたので、割と頑張った方なのかと自負できます。ただ、これとスピーキングのレベルは比例しませんので、もっと勉強は必要です。

寛大な心

おおげに言うと、これです。
西安到着当初は食堂の定員の手際の悪さ、愛想の悪さ、空気の汚さ、マナーの悪さ、声のデカさ、これら全てに苛立っていました。日本にいるときもそんなに気が長い方ではなかったですが、ストレスは非常に大きかったです。しかし、住んで行くうちに確かに許容し難い部分もあるものの、その分こちらも気を使わずに生活することができるということがわかってきました。日本にいた時のように無理に愛想笑いをすることもないし、マナーに縛られすぎることもない。このような心の余裕が生まれることにより、逆に私の愛想は良くなってきました。
そして、大陸独特の緩やかな気質が私の性格を少し変えたと思います。自分が知らない行動・言動をされても「こういうこともある」と割り切れるようになりました。これは私にとって非常に大きな武器を手に入れたと思います。上司に嫌なことを言われても「こういう人もいる」と思えることで、怒りの感情が起きにくくなったのです。
この原因は中国人が中国政府に抱く感情に似ているかもしれません。どうしようもないこともある、と彼らは割り切っています。奴隷根性という人もいるでしょうが、私はそう思いません。大き流れに身をまかせつつ、自分の生きる道を見定めることができるからです。いつまで変わらない他人・環境のせいにしないで自分を変えることが一番の早道だと気づけたのです。

ともだち

中国には国籍・年齢関係なく友達ができました。
イタリア人・韓国人・中国人・シリア人・トルコ人など数えてもキリがないです。みんな拙い中国語でのコミュニケーションでしたが、それがかえってシンプルな表現ですので心に直接届きました。みんな長生きしてほしい。

中国らしい生活ができた

西安は2級都市です。大きくもなく小さくもないといった古都です。
沿岸部のような生活リズムが早いということもないし、めちゃくちゃ田舎ということでもない。
先輩曰く「北京五輪前の北京みたい」と言っていましたが、これは発展しきる前の古き良き中国の雰囲気があるということと理解しています。こういう都市はあるようであまりないですよ。北京・上海はいつでも行けるので、この雰囲気を味わうための留学も悪くないと思います。

まとめ

西安に1年いましたが、非常に密度の濃い時間を過ごせました。
個人的にビジネスチャンスが転がっているので、いつか再び戻ることを思っています。

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Comment

  1. 宮沢 文二 より:

    私は2年間西安交通大学で中国語を学び、その後は重慶大学へ教師として移転しました。重慶では6年間在職しました。最後は四川省成都の四川外国語大学で1年間くらしました。

    • 麻雀太郎 より:

      コメントありがとうございます。
      中国留学後に教師になられる方は少なくないようです。
      私の知り合いでも西安にそのまま滞在し、日本語教師になられた方がいらっしゃいました。

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  • 大学卒業後、就職した会社を2年で退職し、中国ビジネスに転職。会社派遣の語学留学を経、復職。人生にずっと違和感有り。
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