中堅商社を辞めます-中堅商社の悪かった点-
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働くこと
前回の記事では中堅商社の良かった点を振り返りました。
今回は悪かった点をつらつら書いていきたいと思います。
いちいち但し書きはしたくないですが、あくまで私の所属している会社の場合です。
悪かった点
福利厚生がイマイチ
大企業に比べるとどうしても福利厚生が見劣りしてしまいます。
家賃補助やその他の補助制度です。
私はほとんど気にしませんでした。
しかし同じ給料でも家賃手当次第で
可処分所得が変わります。無いよりある方がいいです。
一度人間関係がこじれると面倒
中堅企業は社員数も限られているため、よく顔を合わします。
全員の名前と顔が覚えられるのは良い点ですが、
異動などが少ないため、人間関係がこじれると長い時間面倒な状況が続きます。
私も上司ともめたことがありまして、結局私が部署異動となりました。
異動とは言っても隣のシマに移っただけであり、毎日顔を合わせていました。
私に聞こえるように悪口も言われたこともあり、非常に長い期間嫌な時間を過ごしました。
(その上司は結果的に最近クビになりました。アハハ)
マネージメントができるマネージャーがいない
どこの会社でもそうかも知れませんが、
マネージャーがしっかりマネージメントをしているところを見たことがありません。
ひねくれた性格の人が多い
中小企業は人材が豊富なわけではないので、
少し成果を出せばひねくれた人でも大きな評価をもらえます。
中小企業は人の出入りも多いのですが、ひねくれた人はどこか他所では通用しないことを理解しているのか
ひねくれた人が会社には残りがちになります。
ただマクロ的に見るとひねくれた人の社会の受け皿(ひねくれた人でも働き続けられるセーフティネット)として
私の所属している中堅企業が存在しているとも考えられます。
やっている仕事がニッチになりがち
中堅商社が扱う商材の多くはニッチになりがちです。
例えば「化粧品のファンデーションに2%添加される添加剤」や
「光通信のモジュールの一部の部品を作るための部材」などです。
業界の非常に小さなところを扱うので、ダイナミズムは感じにくいでしょう。
また業界全体も見通しにくいため、自分の立ち位置も性格に把握しづらいところです。
倫理観の欠如が見受けられる
一部のマネージャーは用事もないのに出張を繰り返しています。
わざわざ中国までいき、ジムで汗を流しています。
こういった倫理観が欠如している行動は会社に認知されているはずですが、お咎めがありません。
若手はこの状況をある程度理解しているので、モチベーションの低下を招いています。
中堅企業の管理職は大手のそれより決裁権が大きいと思います。
自分の部署は思い通りにできるでしょうし、そのマネージメントが間違っていることを咎めることができる
管理能力を有する管理職もいません。(社長ですら・・・)
上がやりたい放題していたら部下としては気分が悪いですよね。尊敬できる人がいないという状況は悪かった点の最大のポイントでした。
以上つらつらと悪かった点を書いてきました。
もう二度と中堅企業では働きたいと思わないですね。地味に社員旅行とかも嫌でした。
ずっと独立したいとも思っていましたが、結局できませんでした。
先端の仕事に携われる給料が良いという理由で次は大企業です。
人生まだまだ続きますが、どんどん新しいことには挑戦していきたいですね。
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