実は性格が悪いかも知れない。~性格が悪いとはどういうことか~
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最終更新日:2018/04/20
雑談
最近自分の性格が悪いのではないかと思うことがあります。つい最近も複数人から私の行動を咎められることがあり、改めて思い直しました。
先週の海外出張中のことです。
私とお客さんがエレベーターに乗り込んだあと、私はいつもどおり閉ボタンを連打しました。その時、少し遠くから歩いてくる乗客もいました。しかし、私は構わず、閉ボタンを連打したのです。それはもうポチッポチッポチッと小気味の良いリズムで押しまくったわけです。
その結果その乗客は乗れず、無事私とお客さんだけを乗せ、エレベーターは上昇していきました。
「よっしゃー!」と内心ガッツポーズしていた私をよそに、この一連の動作について、同行しているお客さんが「少しくらい待ってあげてもいいんじゃない?」と私をたしなめました。
以前からこのお客さんは、エレベーターの閉まるボタンを連打する私に「関西人はすぐに閉ボタンを押したがる」と関西人をなめきった発言をされていたのですが、今回はついに私の行動をたしなめたのです。
早く目的地につくように努力している商社マンになんてことを言うんだ、という憤りの気持ちがふつふつと湧いてきましたが、一流商社マンである私はそのようなクレームにはなれているため、軽く聞き流しました。
ただエレベーターに乗るときはいつも心の中では「よし、あいつが乗らなかった分すぐに到着できるわ」とか「俺は乗れて、あいつは乗れない、ラッキー!」とか「慌てて乗ってんくんなや、●ス野郎!」思っていたことを否定できなかったこともまた事実です。
その日から自分は実は性格悪いかもしれないという邪念が頭をよぎるようになりました。
そんなわけはない、と否定しようにも他にも思い当たるフシがあったのです。
男子トイレのシーンです。
男子トイレの小便器は横に並んでいます。
○・・・空席
●・・・使用中
このような前提条件の元、下の状況の場合あなたはどうするでしょうか。
○○○
一般男性は両端を選択するのでしょう。後から一人来ても、その一人がもう両端を使う可能性が高く、隣接して用を足すリスクを減らせるからです。万が一、二人来たとしても隣接する人数が1人であり、片方は誰もいないため、まだ心の余裕があります。
しかし、私はあえて真ん中を選択することが多いです。つまりこうなります。
○●○
こうなると次に誰か来ると、必ず私の隣を使用せざるを得ません。後から来る人は「なんで真ん中を使用しているの?」と疑問に思うかも知れませんが、私としては他の人が来るまでは真ん中を堂々と使用し、他の人が来れば他の人の気持ち良い用足しを阻害することに成功しているのです。こんな気持の良い事はありません。
ちなみに
●○○○○
このようなケースでも迷わず、
●○○●○
このように次の小便野郎を気持ち良くプレイさせないようにします。
後から来た人はどうあがいても誰かの隣になります。
私はこれをチェックメイト、もしくは詰みと呼んでいます。
このような人間はやはり性格が悪いといっても差し支えないでしょう。私は性格が悪かったのです。
私はこれまでの人生の中で性格が悪い人と何人も付き合ってきました。本当にうんざりするような連中です。そんな連中と私の共通点はどこか?
それは自分の利益を逸してでも相手の不利益を優先するという点です。
エレベーターのケースは同行しているお客さんに「せっかちだ」と思われることをリスクでやっています、またトイレのケースでも自分の気持ちのよい用足しを犠牲にしてでも、次に来る人の気持ち良い用足しを阻害したいのです。
このような連中は育った環境だからなのか、天性のものなのかわかりませんが、その性格はなかなか治りません。私はようやく自分で認知し始めましたが、認知していないもの、認知しているはずがそれを無視しているものなど改善される気配もありません。
性格の悪い連中に出会ったら、目を閉じ口をつぐむか、その相手に性格が悪いと直接伝えてあげましょう。自発的に性格が良くなることは稀です。
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