会社を辞める理由
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働くこと
えぇい!会社を辞めてやる!と思ったのが、1.5ヶ月前でした。
きっかけはその時の直属の上司と喧嘩し、私の仕事が回らなくなるなどいろいろトラベルが重なったからでした。
また以前から会社に疑問を持っていたため(持っていない人はいないですが・・・)、ちょうど会社を辞めて自分で仕事をやってやろうという気でいました。
しかし、その喧嘩のことで非常に多くの人に「早まるな」と止めていただいたことで何とか会社員を続けています。1.5ヶ月前の私の顔は本当に元気がなく、消えていなくなりそうなほど怒りと疲れが同居している顔であったようです。
その時は頭のなかがグチャグチャしており、整理がつかなかったですが、落ち着いた今どのような事が頭に浮かんでいたかを整理してみたいと思います。
お客さんに迷惑がかると思ったから
上司と喧嘩したことでお客さんへのサービスが止まりました。
毎日私の携帯電話にはお客さんからの電話がありましたが、私には決定権が無いため「上司と相談する」の一言でごまかしていました。しかし、お客さんの悲鳴に近い要望に何もできないことへの苛立ち、焦りが限界に達しました。また上司は私のことを目の敵にしていたので、私以外の人間であればすべてスムーズに行くと考えたからです。
アホな会社にいたいと思わなかったため
まだ20代の私ですが、仕事に対する姿勢や処理の能力において尊敬できない人が多々いました。
ある意味自分もなんとなく過ごしていれば、ごまかせるのかもしれませんが、自分もどんどんアホになっていくことに恐怖を抱いたからです。
もともと会社員ではいたくなかったから
私の実家は小さいながらも商売をしています。
兄二人も会社員ではありますが、親以降を遡るとやはり商売の人間が多く、会社員という働き方が合わないと革新したからです。
家族もおらず身軽であったから
家族がいれば生活のこともありますし、なかなか会社を辞めるとは踏ん切りが付かないでしょう。しかも次の仕事が確定していない状況で。。。
私はその辺りを考慮しなくてもいい独身であるため、会社をやめるという選択が身近にありました。
既にレールからは外れているから
私が大卒後そこそこの大きい会社に入りました。
周りには頭もよく仕事ができる人間が多かったです。また、給料も悪くありませんでした。ただもっと自分で商売がしたい、という思いが強く香港に渡りました。これは今でも後悔していません。そこで培われた「自分で生きていく」という力は何者に代えがたい自分の強みだと思います。
ですので、いまからまた大企業に入りたいとか、他と違って名が通っていない会社であるから気まずいといった考えはありません。よりマイノリティーにいってやろうという気のほうが強かったのです。
また1からはじめたいと思ったから
香港に渡っときも帰ってきた時も私は何も持っていませんでした。でもその中でも生きていく方法はあるのを知っているし、お金だって稼ぐことができるのを知っているつもりです。大して給料の高くない、しかもアホの上司のもとえストレスだけ抱えるのに意味を感じれなくなったので、辞めてまた1からするのもいいじゃないかと思ったのです。
20代で独立したかったから
独立をするという考えは常に持っていますが、具体的時期としては20代で独立して早めに苦労したいと考えていました。
今年28になったばかりですが、30を前にしてその気持がこの時ばかりは強くなったのです。
準備が完璧に整うのを待てばあっという間に時間はすぎるから
独立する上でも資金・経験などいろいろな準備をしなければならないと言われています。
しかし、その準備の完璧さというのが私にはわかりません。そんな準備が整うことはないし、準備をしても想定外が起こればそれは初めての経験になります。準備を整う前に「南無三!」と飛び込んでいくほうが案外うまいこと行くんじゃないかと思ったからです。
「やればいいと思うよ」と言ってくれた起業家がいたから
私の知り合いの華僑の人が「やめて自分でやったらいいよ」と言ってくれました。
その人も元々は日本の会社に勤めていましたが、やめて独立しました。最初は小さい商売からでしたが、今では関西ではそこそこなの知れた事をしています。
その人に背中を押されたので、やめてやろうという気持ちが強くなりました。
会社員同士の会話が面白く無いから
会社員同士の話は仕事の愚痴や異性のことなどいつも決まった話題の繰り返しです。
安定は非常に素晴らしいことですが、私には合いません。その話をする空間に居たくなかったのです。
このままだと会社を辞めれないと思ったから
このままこの会社に居続けることでこの会社の人の中でいることに安心し、勝負しなくなる、最後は会社員として会社に残ることに落ち着くんではないかと危機に思ったからです。ムカつく上司はいますが、基本的にはいい人が多く、居心地は悪くありません。その居心地の良さに甘え、自分の本来あった気持ちが消えていくのではないかと危惧したのです。
退路を断つことが大切だと思ったから
先ほどの1から始めたいと思ったからに通じる部分でも有りますが、退路を断つことでした飛躍はできないと思っています。その分リスクは有りますが、保険をかけたままではいつまでも伸び率は鈍いままです。その伸び率を飛躍的に上げるためにも会社員を辞めることが大事だと考えたのです。
兄達に勝てないと思ったから
会社員として兄二人は順調に出世しています。
その二人に年収でも名声でも勝つためには、今から大企業に転職するなどは分が悪いと思ったからです。
今の会社で頑張れば社長になれるかもしれませんが、それは30年以上も先の話です。
だから会社をやめて自分で仕事をすることが兄二人に勝てることだと思いました。
これ以上辞めたいと口にしたくなかったから
ふと会社の愚痴を言い始めると二言目には会社を辞めたいと誰でもいいます。
私もこの悪癖を無くしたいと考えたからです。「辞めたい」というと「じゃあ辞めればいいやん」と言われた時に返す言葉がないのです。辞めない言い訳を言いたくないし、考えたくもなかったのです。
宇宙規模で考えると小さなことだから
我々の地球は太陽系の中にあり、それは銀河系を構成するものの一つです。そして銀河は宇宙の中に無数に存在し、それは現在でも膨張し続けているとかいないとか・・・
気が遠くなり、想像すらできない世界ですが、現実にその想像できない宇宙のちっさなちっさな地球、しかもそのうちの日本列島の1億2000万人の中のひとりが私です。こう考えると自分の存在の小ささがはっきりと分かります。
自分がちっぽけなものであるからこそ、多少自分が好き勝手生きても何も変わらないのです。
宇宙規模で考えるともう何も起こっていないのと一緒です。
もし私がめちゃくちゃ偉くなり、アメリカ大統領の側近のアタッシュケースに入っているとかいないとか言われている核のボタンをポチポチ押して、ロシアにも行ってポチポチ押し、終いに地球が爆発してしまえば、宇宙的に考えても蟻の息くらいの影響はあるかも知れません。が、それでもその程度です。
何も恐れることはないし、人は必要以上に遠慮してしまっていると思うのです。
まとめ
以上が私が会社をやめる理由です。
でも現時点ではまだやめていません。8月からは大阪で一人ぐらいも再開します。
いろいろ変動が多い私ですが、そのたびにその理由を書きたいなと思ってきました。
次は会社をやめない理由を書きます。
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