髪を切ることへの虚しさ
中国は春節真っ最中ですね。
春節中だけでも40万人以上が日本に来るみたいです。そのほとんどは買い物をして一人あたりの買い物額は20万円を超えると朝の番組でやっていました。
2月は日本では閑散期に入るだけにこの消費は非常にありがたいという他ないです。
さて、そんな中国に一年もいて変わったのものの一つに金銭感覚が有ります。
あちらはクオリティーが低い割にやはり安いです。アイフォンのケーブルや消耗品などはカスみたいな値段で投げ売りされているので、こちらで定価で買うようなことはしなくなりました。
大きく変わったのは髪を切ること。美容院の値段に対してケチになりました。以前日本にいた頃は平気で4000〜5000円払っていましたが、今ではとてもそんな気になれません。
向こうでは10元(200円)で髪を切ってもらうことができるからです。
外で切ってくれるんですね。切った後の髪はほうきで掃いたりしません。風が勝手に掃除してくれますから。髪型も2種類です。ベリーショート(強制スポーツ刈り)かツーブロック(刈り上げ)。
スタイリストと煩雑な遣り取りをする必要がありません。もちろんシャンプーなんぞはありません。家で洗えばいいんです。この究極までに効率化されたものを見てから4000〜5000円払って切ってもらうのが馬鹿らしくなってしまったのです。どうせ1ヶ月後にはまた伸びて切ることになるのです。男の髪はそれほど価値は無いでしょう。
ということで私は今日2000円のカットに行ってきました。
無駄なやりとりがない店で「今のママ全体的に2センチほど切ってくれ」といえば終わりです。ずっと雑誌を見ていました。たぶん30分ほどで全部終わりましたね。最後はそれなりの髪型になります。どうせ仕事行く時などはワックスをつけるので、カット後がそれほどおかしくなければフォローできます。
というわけで、もういいんですよ。男の髪なんて2000円カットで。ああいう人達はかなりの頭をさばいてきてますから、割上手ですし。
でも前みたいに安心感があるわけではありません。必ずこういうふうにしてくれるという確信がありませんから。そのへんのバランスがある程度取られているのが2000円という数字かもしれません。1000円だともう口を挟む余地もなく、切られてしまいますからね。
ちなみに私の行った2000円カットですが、シャンプーは別で500円取られます。それもまたいい。シャンプーなんで家ですればいいんですよ。どうせ家に帰って風呂入った時に流すんだから。
最後、私はいかにも中国で10元のカットをしていたと思わせぶりですが、一回も行ってません。だって、キモい角刈りになっちゃいますから。チーン。
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